まあたまにぐらいいいですよね?
自分がとても気に入っている本を友人に薦めたのですが、
こちらとしては気に入ってくれるかどうかわからず、正直不安で、
でもやっぱり読んでほしいし、できれば気に入ってほしいということで
勇気を出して紹介し、
それもとっておきのシーンを紹介したところ、
せめて「ごめんね。でもちょっと僕には合わないかも」程度にやんわりと
断ってくれるのならまだしも、
「これってほとんど○○*1だよね」などとレッテルを張られ見向きもされないというのは
やはり悲しいものがあります。
何度となく読んで、非常に好きな本なのに、
帰りの電車の中で読んでいると
「これってほとんど○○だよね」
という友人の言葉を思い出して、とても集中できませんでした。
きっとこれから読むたびにその言葉を思い出すのでしょう。
こんな風に思うのは、きっと私が未熟だからです。
多分私が読んでいる本が少ないからそう思うだけなのです。
ついでに言うと、半年ほど前に私が薦めても見向きもしなかったものを
今になって
「××ってすごく面白いよね!」
とか興奮されるのは、やはり悲しいものがあります。
*1:内容は思い出すだけで心を抉るので伏せておきます