大学受験時の勉強法(うろ覚え)

http://d.hatena.ne.jp/pho/20080217/1203209015
(2/17追記:リンク先変更)

なぜこの時期に(いやこの時期だからか?)id:phoが大学受験の話をしたのかは謎ですが、
便乗して自分も書いてみることに。

まず読んでて思ったのは、自分の勉強法とすごく似てたんだな、ということですね。

ざっと挙げると以下の点はほぼ全く同じと言っていいでしょう。

  • 学習計画から勉強法、実行に至るまですべて自分で行った。
  • 口で言うのは簡単だが実行に移すと行きづまることが多い。そんな時はやはり相談してみればいいと思う。先生でもその科目が得意な友達でも誰でもよいが、大切なのはその意見を吟味して自分でも良いと思ったことを取り入れることである。自分の受ける大学・学部の合格体験記を十人分ぐらい読んでもきっと得られるものがあると思う(実際にためになった)。
  • テレビはスポーツ中継は見たが他は全てがくだらなく感じて見るにたえられなくなった。
  • ただでさえ長かった睡眠時間がそのおかげで増大し早寝遅起の健康的な生活が確立された。
  • 結局受験は全国数十万人のゲームであり、一分一秒惜しむ必要などない。


さて、自分の勉強法をうろ覚えながら振り返るとこんな感じでしょうか。


まず、自分の問題点について考えてみました。

  • 部活やると、終わった後は疲れてるし眠くて勉強できない
  • そもそも家だと集中できない


で、解決法を考えると、

  • 徹底的な早寝早起きをする。9時就寝4時起床で4〜6時の間に勉強する。
  • なるべく学校で勉強するようにする。通学中の電車の中(20分×2)、昼休み(30分)、部活がない場合は放課後の時間(3時半〜6時の150分)


といった感じになりました。勉強の題材はというと、

  • 問題集:基本は先生お薦めの本で、科目全体を網羅している「基本レベル」の問題集。場合によっては科目内の特定の分野に特化した「基本レベル」の問題集も。難しい参考書はやらない。
  • 過去問:傾向とかを肌で感じとるためにとにかくやった。
  • 模試とかZ会とか:過去問勉強の派生と、試験慣れ。
  • 新聞:当時は、新聞を読むことでまず国語・社会の力がつき、国語から派生して英語の力も上がると思っていた(ていうか今も思っている)。そして国語の力をつけると、全ての科目の力が上がる。だって問題って全部日本語で書いてあるし。


こんな感じですかね。

メンタルな面としては、

  • 常にゲーム感覚で。ゲーム好きな自分の性格を最大限に活かす方法だと思っていた。模試の結果とかをパラメータとして、弱い部分を補強する感じ。(当時はどの科目も最低ライン超えてれば合格するからいいやとか思ってたけど(バランス型の育成方法)、今思うと特化型で育成しておいた方が後が楽しかったかもしれない…)
  • 集中できない日があっても気にしない。ていうか普通に2chとかゲームを受験直前でもやってた。その代わり集中するときは徹底的にやった。
  • ヒカルの碁の伊角さんは心の師匠だった。


最後の伊角さんの件、初めて読む方は「?」と思ったかもしれませんが、私の大学受験を語るにあたって伊角さんはかなりキーパーソンなのです。
実はセンター試験受験時に国語の試験科目を受け間違えまして、(本当は国語IIをやらなきゃいけないのに現代文だけ国語Iを受けてしまった)、その日は持ってきたお昼ご飯も喉に通らないほど精神的ショックを受けていました。ていうか多分精神的ショックでご飯が食べれなかった時って後にも先にもあの日だけだったんじゃないかと思います。
その時思い出したのが、当時読んでいた漫画「ヒカルの碁」の伊角さんです。彼がハガシの反則でヒカルに負けた後、続けて2連敗し、めちゃくちゃの精神状態から復帰したのを思い出したのです。
彼の受けた苦痛がどれほどのものか理解するとともに、自分の中で戦う気力が湧いてきたのです。
結果、なんとか精神的に持ち直して事なきを得ることができたわけです。
私が伊角さんを心の師匠としてるのはそういう出来事があったからなのです。


というわけで、長々と書いてしまいましたが、自分の大学受験をざっと振り返るとこんなもんでしょうか。
まあなんというか、ぶっちゃけ今の自分より数段真面目で偉いんじゃないかと思いますよ当時の自分。
個人的には、なんだかんだ言われながらも大学受験の勉強した内容って色々な場面で活躍すると思っているので、「日本の受験システムは云々」とか口走ってる大人の声に耳を傾ける暇あったら勉強しやがるがいいと思いますよ。