今日のLinusその9・Linusの音楽業界批判

音楽業界は、何かのテクノロジーが成功すると、それを支配しようとし、かえって、
新しいテクノロジーを生み出す助けをしている。連中には、そのことがまだ
わからないのかな?

(それがぼくには楽しかったから、p320)

これ書いたの確か2001年ですが、今も状況全く変わってませんよね。

まあでもこうしたある意味戦争的な状態って、Linusの言うように技術の発展に貢献しているから

大局的に見ればいいと言える……のかもしれません。


もし音楽業界(あるいはコンテンツ業界)の中で、コピーガード外し等の高度な技術を持つ社外の人間が

積極的に自社の利益に貢献するようになる仕組みを作り出す会社が出てきたとしたら、

間違いなくそのビジネスモデルは次の時代の覇者ですよね。

(決して会社が覇者になるとは言わない……資本の力に潰されるか
食い物にされることもしばしばなので)


そんなものがあるかどうかはわかりませんが。