今日のLinus・その10

リチャードのことで腹が立つのは、彼が何事も白黒でしか判断しないことだ。

(それがぼくには楽しかったから、p290)

まあそこが RMS の魅力でもあるとは思いますが。

Linus は、GPL 自体の素晴らしさは認めていますが、ソフトウェアのライセンスを

全部 GPL に変えようとするストールマンの姿勢には不快感を示していますね。

Linus は、人(とりわけ自分自身)が決めたことに横から口をはさむことは

全くよくないことだと思っているようです。

ぼくが一番嫌いなのは、人からああしろこうしろ、あれはするなと
言われることだ。ぼく自身が決めたことに対して、文句を言う権利が
あると思っている人は大嫌いだ(ただし、多分、ぼくの奥さんは除く)。

(それがぼくには楽しかったから、p291)

多分この考えは今も変わっていないことでしょう。