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翻訳教室(2)

鯉 バリー・ユアグロー

友人からユアグローの本一冊借りてましたが、まだ読んでないです。
この「鯉」も面白いので、これをきっかけに読んでみようかな。

以下、気になったところメモ。

  • とにかく辞書は必ず引くようにしてください。…たまに「on the verge of の意味がわかりません」とか書いてくる人がいて、そういうの読むと添削している TA もボクも簡単にキレますからよろしく。
  • sneak out to a pond ですね。into じゃなくて to なんだから、いきなり逃げ込んじゃいけない。まず池に行くまでの話です。
  • (英語では)気持ちとしては語られる人物の方に入っていても、人称としては語り手の視点から書くことが多いのね。
    • (だから、you ... となっていても、「ぼく」「俺」など一人称で訳した方が通りがいい場合もある)
  • 要するに、人称代名詞は訳さないのが原則、くらいに思った方がいい……と言いながら、前回も今回も you を訳せって言ってますけど、一般にはむしろ訳す方が例外的なんだと思ってちょうどいいですね。人称代名詞の数が、少なくとも英文の半分くらいになるのをめざすとかね。
  • 英語では、男か女かが特定できるという言い方を gender-specific と言います。
  • 文脈によって They were happy. だって「みんなとても喜びました」と訳すべきこともあれば、「幸せに暮らしていました」って訳すべきときもあるわけ。
  • 要するに hip という言葉は「お尻」ではなくて「腰」。これは基本。
  • cascade って言葉があればやっぱり誰でも滝を思い浮かべる…。

技術系の翻訳ばかりしていることの弊害

それは、「情景描写に極端に弱い」ことではないかと思うのです。風景も、心理も。

ていうか、それを痛感しました。

前回のダイベックで、「abandoned granaries by the railroad tracks」の by を平気で「〜によって」とか訳してしまうあたり、私の英語力の低さがうかがえます。

……なんか情景描写以前の問題のような気がしてきました……。