不死が苦しいなんて誰が言った?

「死ねないというのは苦しいことだよ」

よく聞く意見だし、実際ちょっと想像してみると、なるほど確かに死ねないというのは「なんとなく」苦しそうです。

しかしこの言葉、実際に死ねない体になった人の発言ではないはずです。

だってそんな人は(我々の知る限りでは)いないんですから。

そして多くの科学的実験によって、自然界には人間の直感・常識に反する事実が数多く存在するということがわかっています。

そう考えたら、不死になったからといって本当に苦しいかどうかは誰にも分からない。


そもそもこんなこと誰が最初に言ったのでしょう?

もしかしたら不死を望む人があまりに多くてうんざりしたどこかの誰かが思いついた一種の方便なのかもしれません。