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データセンタに関する雑談

雑記

私の会社では毎朝交代でスピーチをするというルールがあるのですが、昨日は私の番だったので以前読んだ The Datacenter as a Comupter の紹介をしてきました。
なかなか反応はよかったようで、色々と面白い議論ができたのでメモ代わりに記しておきます。
(注:実際に以下のような流れそのままに議論したわけではなく、何人かとの会話を読みやすいように統合しています)


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後輩「でも、官公庁系は外にデータ置くのすごい嫌がってるみたいですね」
私「そりゃそうだろう。国防上の問題もあるだろうし。だからこそプライベートクラウドなんていう、技術的な面からみて合理的でないアーキテクチャが必要になる。ま、プライベートクラウドは超ニッチ分野ってことだな」
後輩「自前でコンテナ用意するんですかね」
私「できるし、必要があればするだろうね。なんだかんだいってお金いっぱい持ってるし」
先輩A「いやでも、『データセンタの設置場所は都心から1時間以内で行けること』なんて要件がでてくることを考えると、国土の狭い日本じゃ厳しいんじゃない?」
後輩「霞ヶ関の地下に置くとかあるかもしれないですね」
私「いっそのこと東京湾にコンテナ沈めてこっそり巨大なデータセンタ作るってのもありなのかもな。豊富な水が使えるし、防衛上も色々都合よさそう」
後輩「エネルギーの供給とかはどうしますか?」
私「原潜みたいなミニ原発でも一緒に入れてみるか? もっとも、そんなもんが東京湾の底にあるなんてばれたら間違いなく首相のクビが飛ぶけどな」
先輩B「いっそのことコンクリートで固めて沈めるってのはどうだ」
私・後輩「それ殺人ですから!」


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後輩「エネルギーの問題を考えると、宇宙にデータセンタ置くってのもありなんですかね」
私「面白いね。なんせ宇宙は太陽光がふんだんにあるからな」
先輩B「いやそれは厳しいだろう。人工衛星がなんで特殊なICチップを使うか知っているだろ?」
私「あ、そうか、宇宙線の問題ですね」
先輩B「対処しない限り、メモリエラー頻発で使いものにならないだろうな」
私「原発で使う鉛の壁のように、遮蔽物で被ってしまうとかすればいいんですかね」
先輩B「あるいは、地球と同じような磁気バリアを作ってしまうかだな。そんな技術があればの話だが。何にせよ、この問題が解決できればデータセンタどころか人類は宇宙に住めるよ」
私「ガンダムの世界ってわけですね」
先輩B「もう一つ方法がある。人類が宇宙線を受けても大丈夫なように進化してしまうことだ」
私「かかる時間を考えると、ちょっと現実的じゃないですね」
先輩B「まさにニュータイプだな」


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先輩B「まあでも、こういう宇宙線回避技術を地上で応用するのも面白いかもしれない」
私「データセンタにですか?」
先輩B「我々がたまに遭遇するメモリエラーが、もし宇宙線の影響を受けていることが一因だとしたら、データセンタに耐宇宙線の処理を施すことでエラー遭遇率が下がるかもしれない」
私「なるほど、確かに地上に全く降ってこないというわけではありませんからね」


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私「宇宙線の話で思い出しましたが、最近じゃ宇宙線の影響を避けるために月面基地とかも地下とかに作ろうとしているみたいですね。昔のSFにあったような、月面上にドーム置いて、っていうのはないってことですね」
先輩B「月面上のあちこちにある、常に影になる場所というのも候補になっているね」
私「じゃあ宇宙人がもしいるとしたら、やっぱり同じように外からは見えない箇所に基地置いたりしてるんですかね」
先輩B「さっきの話を思い出してほしいが、3つのパターンが考えられる。一つは shiumachi 君が言ったように宇宙線の影響を受けにくい場所に基地を作るケース、もう一つは磁気バリアの技術が発達して宇宙線を気にしなくていいケース、もう一つは宇宙人が既に宇宙線に耐性を持つ生物であるケースだ」
私「確かに、宇宙生物が人類と同じ耐性しかないというのは考えにくいですもんね」


(終わり)