「一石二鳥」とはまさに知識労働者のためにあるような言葉

あけましておめでとうございます。

さて、今日は「一石二鳥」についての話。


この諺、由来が「偶然二羽の鳥を落とした」のか、「故意に狙って落とした」のかがわからないのですが、どちらが由来かによって全く意味が異なりますよね。

とりあえず私は後者で解釈することにします。

こう解釈するとこの言葉、結構素晴らしい意味合いを持ちます。


当然ですが、普通に手に持てる程度の石を投げただけでは一発で二羽の鳥など落とすことなど到底不可能です。

そこで、どうすれば一石で二鳥を落とすことができるか「頭を使う」わけです。


一羽に当てた後の石の反射方向・タイミングなどを調整し、もう一羽に当てるようにするか?
巨大な石を上空から落とすか?
投石では不可能なので、スリングやレールガンのような道具・機械が必要かもしれない。
スピーカーなどを石で破壊して、超音波で落とすとか?


……とまあ、実現可能性はともかく、石を使うにしてもこれだけ色々なことが考えつくわけです。


頭を使って作業効率を上げることを説いていると考えると、
「一石二鳥」という言葉はまさに知識労働者のためにあるのです。


……これで一石二鳥が

「偶然二羽落としちゃった!てへっ☆」

という意味だったら単なるタナボタなんですけどね。

でもまあそれはそれでいいや。


今年も私はこんな感じでやっていきますのでよろしくお願いします。