Linux技術者のためのTOEIC勉強法


べ、別にキャッチーなタイトルつけたかっただけでこんなタイトルにしたわけじゃないですからね!

…ところでキャッチーって使い方あってます?

要旨


要するに、「自分の興味のある話題で英語の勉強をしましょう」
ってことです。それ以上でもそれ以下でもないです。

やってることは以下の通り。

  1. podcastでリスニング能力を養いながらOSを学ぶ。
  2. LKMLやLWN.netを読んでリーディング能力を養いながらLinuxカーネルを学ぶ。
  3. 雑誌についてるTOEIC模試で、試験慣れしつつビジネス系の単語を身につける。

リスニング:podcast


大学の講義をひたすら聴く。これだけです。

英語とOS一緒に勉強しようという、はっきり言って横着極まりない発想から
こういう勉強スタイルにしました。

一応言い訳すると、私の乗る電車はいつも本が読めるスペースがあるとは
限らないので、ipodだけで勉強できないかな、という気持ちもあるにはありました。

最近は実にいい時代になったもので、アメリカの大学の講義を無料でどこでも
受けることができるようになりました。
podcastingさまさまです。


聴講対象の講義はこれです。

UC Berkeley Webcasts | 404 File Not Found

Kubiatowicz先生の授業です。

別にLinuxに限った話ではなく、OS全般の話をしていますが、先にLinuxカーネルの
勉強をしていると理解も進みます。


完璧に聞こうとはしません。むしろ聞き流します。
毎日聞きます。電車の中で聞きます。
すると、不思議と頭に入ってくるんですよね。


電車の中でサイレントシャドーイング*1すれば
より効果的ですが、傍から見ると非常に危険なため、社会的損害を恐れない
私のような人だけやって下さい。

リーディング:LKML,LWN.net


LKMLLWN.net等を読みます。
本家linux.com, kernelnewbies, 本家slashdotとかでもいいです。


まあ要は英語のニュースサイトやMLをひたすら読むということです。
LKMLは面白いです。技術的に高度な話ももちろんたくさんありますが、たまに荒れます。
「荒らしにエサをやらないで下さい」とか「お前らもちつけ」とか「空気読め」とか
平気で出てきます。もちろん英語で。


英英辞書は使いましょう。同時に英和辞書も使いましょう。
少なくとも私は、日本国籍を捨てるつもりがないならば
「単語を知る=日本語←→英語の変換ができる」
だと思っています。「それ」を英語でしか表現できないのは、
「それ」を日本語でしか表現できないのと同レベルだと思ってます。


…話がそれました。まあ私個人の意見などどうでもいいですね。

TOEIC対策:TOEIC Testプラスマガジン


TOEIC Test プラス・マガジン 2007年 07月号 [雑誌]

TOEIC Test プラス・マガジン 2007年 07月号 [雑誌]


コンピュータ(か、自分の趣味の領域)の英語だけ知っててもTOEICには勝てません。

TOEICは、ビジネス英語という、一部の人の趣味に凝り固まった領域の英語しか出てきません。←言い過ぎ

さらに、新TOEICで各国の英語も聞き取らなければなりません。

というわけで、一辺模擬試験を受けて慣れておきましょう。

TOEIC testプラスマガジンならCDついて1,380円です。

模試一回1,380円で受けれると思うなら安いものでしょう?

結果


これを1ヶ月やった結果は以下の通りです。

受験日 2006年8月某日 2007年7月某日
リスニング 365 425
リーディング 285 335
合計 650 760


「なんだそんな点数か」と思うかもしれませんが、何がよかったって
すごく勉強が楽だったということですね。楽で、楽しい。
やっぱ英語の勉強は楽しんでやらなきゃ、と実感しましたね。


皆さんも是非自分の好きなことで英語の勉強してみて下さい。

*1:要は声を出さずにシャドーイングすること。私の造語です。なんかこういう言い方するとかっこいいですよね!