Confluenceの稟議書機能を使う

Confluenceには稟議書というブループリントがあります。
何らかの意思決定をしなければいけないときに、議論をするためのページを作るためのテンプレートですが、地味に便利です。

意思決定に必要な情報が多い場合、チャットだけではそうした情報を正しく把握しながら議論するのが困難なので、私のチームでは稟議書ブループリントを活用しています。

以下のような情報を入力して作成しています。

  • ページタイトル
    • 「◯◯するかどうか」「◯◯の対処方法」など、意思決定に対する質問形式で作成する
  • 背景
    • 「◯◯するかどうかを決定するにはいくつかの問題について検討する必要がある」「◯◯の対処方法にはいくつかある」などの概要を書く
  • 選択肢とメリット・デメリット
    • 「選択肢1: 実行する」という形でいくつかの選択肢を並べ、それぞれについてメリット・デメリットを記載する。
  • 論点
    • 選択をするにあたって、どの部分が論点になるのかをまとめておく。


意思決定に参加する人はコメント欄で以下のような形式で入力していきます。

選択肢1に賛成。なぜなら、(以下論点についてのの主張を説明)


もちろん、議論の中で新たな選択肢や論点、それに既存の選択肢や論点の不備などが出てきますので、その都度説明を修正していきます。


注意点は2つ。

  • 意思決定するまでもないことについて、周囲からの承認を得るためだけにするような稟議は無駄なので上げない
  • 関係者以外は意思決定の場に呼ばない