チケット管理システム活用メモ

trac を使い始めて大体7ヶ月ぐらい。
気をつけなきゃいけない点をメモ。

1.死んでもチケットは切れ

とにかくチケットを切ること。

チケット管理システムになれてくると、タスク等の情報をチケットに依存するようになる。

逆に言えば、チケットに書かれていない情報はチーム全員の頭の中から容易に忘れ去られるということだ。

半年前のミーティングで言った言わないというお決まりの口論をしたくなければ、チケットは切っておくこと。

ぐちゃぐちゃなチケットは悪いチケットだが、チケットを切らないのはもっと悪い。

2.チケットは独立した内容にしろ。チケット内の情報が分割できそうだったらすぐに分割しろ

一つのチケットで長々とコメント書いても、後から読み直す人はほぼいないと言っていい。

数画面以上にも及ぶ長い議論の最中に仕様変更の話が書いてあったら最悪だ。

それは地雷となり、数ヶ月先に訪れるであろう、踏まれる瞬間を静かに待つ。

(そして私のチームは実際に踏んだ)

分割できるチケットを発見したら即座に分割すること。

3.最初にチケット管理システムを使うときは1.2.をあまり気にしないこと

1.や2.を厳守すれば確かに大問題は起きないかもしれない。

しかし、チケットを登録する作業は基本的に面倒。

それよりも、「チケットで管理するとこんなに楽なんだ」という楽しさを味わうことが最優先。

その後に 1. 2. を守らないことによって少々痛い目を見て、最後にきちんとした形でチケット管理システムを運用する。

多分これが一番すんなり導入できる道だと思う。

今後やりたいこと

専任のチケット管理責任者をおきたいが、なかなかできない。よっぽど大きいプロジェクトじゃないかぎり100%専任なんてありえない。でも明確に責任分担はした方がいいと思う。今はそれすらしてない。