ブレインライティングが激しく使える件
仕事のネタ出しでブレインライティングを試してみたところ、
非常に高い効果を発揮したのでちょいと報告してみます。
準備
今回の実施には以下の記事を参考にさせていただきました。
http://gadget.cre8system.jp/life_hacks/post_27.html
紹介されているpdfは有効に使わせていただきました。
また、記事の文中にはありませんが、写真にオズボーンのチェックリストが
写っていたのでそれも一緒に活用させていただきました。
実施
今回は以下の要領でやってみました。
- 5人で実施(本当は6人なんだけど人数足りなかったので)
- 紙とチェックリストを配る
- テーマを決める
- 3分以内に紙にアイデアを3つ書き込む
- 時計回りの人に紙を回す
- 5分以内に紙にアイデアを3つ書き込む
- 時計回りの人に紙を回す
- また5分以内に書き込み時計回りに回す、というのを最初の紙が自分のところに戻ってくるまで繰り返す
ここまでがブレインライティング。この後は、
進行役が大きなカテゴリ別に議題を分け、
その議題ごとに手元にある紙からアイデアを出し、
それを元にさらに議論を進めていく、という形で実施しました。
結果
やってみてわかったことは以下の通りです。
- 思ったより時間が短い。特に後半は以下の理由で時間がなくなる
- ネタが尽きる
- 回ってきた紙に書いてある、前の人が書いたアイデアを読むのに時間がかかる
- どの紙も最初の方のアイデアは似たりよったり。つまり誰でも思いつくアイデアってこと。
- しかし、後半の方のアイデアはユニークで面白いものが多くなる
- 時間がなく、苦しまぎれに書くアイデアがいいアイデアだったりする
最終的には、質の高いユニークなアイデアが多数創出されました。
ブレストと比較したときのブレインライティングのメリットとデメリット
- メリット
- あまり喋らない人もアイデアを出しやすい。機会均等。
- 他人のアイデアにのっかりやすい。
- 時間制限のおかげで必死さが増す。
- 決まった数のアイデアが出されることが保証されている。
- デメリット
- 紙を予め用意する必要がある
- 所用時間が最低30分かかる
- 前提知識でブレストの基本ルールが必要
- ある程度の慣れが必要
まとめ
予想以上に有用なツールでした。
皆さんも自分の職場・研究室等でネタ出しの機会があれば是非試してみて下さい。
仲間を集めて遊びでやるのもありですよ。