エコ隊に1年参加したらTOEICの点数が100点近く上がった

Listening Reading Total
2006 08 365 285 650
2007 07 425 335 760
2010 08 445 395 850

(表のフォーマットはphoのものを勝手に借りました。thx!)


今回は特に素の自分の実力を試したかったので、事前勉強もせずに受けてみました。3年前は1ヶ月ぐらい勉強していた*1ので、実力差は数字以上にあると思います。

また、試験テクニックなども一切使わないで挑んでみました。長文はひたすら左から右にシーケンシャルに読んでました。文法問題も「この流れだったらこれじゃない?」ぐらいに適当に選びました。

つまり、この積みあがった点数はほとんどがThe Economist読む隊、通称エコ隊の活動によるものだということです。

毎週数人でカフェに集まってThe Economistの記事を1パラグラフづつ交代で読んで解説するという非常にシンプルな活動なのですが、既に72回も開催されています。

この The Economist という雑誌、英語が非常に難解で読むのが大変なのですが、それでも1年以上読んでいると頻出の単語はかなり覚えました。それに、The Economist の英語に慣れていると、他の英文がかなり易しく感じます。今回の TOEIC でもそうでした。見たことのない単語というのはほとんどなかったように思います。

英語こそ難解ではあるものの、The Economist は非常に面白い雑誌です。日本の新聞には決して書かれていないであろう世界のニュースが数多く書かれていますし、どの記事も非常に深く取材しているのがわかります。

また、エコ隊の活動では多岐に渡る題材を選ぶので、楽しいのはもちろんのこと、多様なジャンルの英語記事を読むことにより頭の中にある言葉のネットワークがどんどん成長していきます。これが英語を読むスピードを加速させているのです。


とはいえ、今回の試験で自分の英語が未熟だと感じたのも事実です。リーディングの点数が低いということは正しく読めてない証拠ですし、知らない単語もなかったわけではありません。それに、同じエコ隊のメンバーである id:phoid:kany1120 は余裕で 900 を超えているわけで、このレベルで満足なんて到底できません。850 って、大学時代の id:pho よりも低いんですね……。


英語が読めるようになれば新しい情報も早く手に入りますし、より多くの情報を得ることもできます。webを見る人がwebを見ない人より情報を持っているように、英語を読めるということは英語を読めない人より多くの情報を得ることにつながります。技術者にとって知識は武器です。つまり、英語とは武器を得るための道具なわけですね。

まだ日本語のようにスラスラと読むレベルには達していないのでやっぱり不便です。もっと速く正確に読めるようになりたいものです。


……おっと、書き忘れてました。id:pho の言葉を引用しておきましょう。

勘違いされやすいけど、私が表題の英文雑誌を読む目的は決して英語の勉強ではない。中身が面白いから読んでいるのである。なんとなく面白そうだからと読んでみたら、実際に面白かったので読み続けているのである。書き手の意図を知りたい、この話の背景を知りたい、という感じで奥へ奥へと踏み込んでいくともっと楽しくなるので素晴らしい。

今年The Economistで覚えた英語表現 - pho's blog

こんな面白い雑誌を毎週読める The Economist 読む隊は随時隊員募集中です!
毎週木or金の夜8時から、渋谷にて開催しています。
興味のある方は私にメールしていただければと思います。

はてなハイクをメインの掲示板にしているので、何か質問等あればそちらでも対応します。

さあこれを読んだあなたも、Let's エコ隊!

現在新規募集は停止しています。申し訳ありません!

*1:と書いてあるけど覚えてない