起業家精神だけある人が面白いとは限らない

友人の誘いで、起業したい人・してる人を集めた交流会というのに参加してきました。

感想ですが…。

正直、残念な結果でした。


起業したい、と考えるのはいいのですが、それだけが目的になっている方が多いようです。

どういう商売をしたいのか何もアイデアがない、あるいは最近の流行の二番煎じみたいな

アイデアしかない、という方ばかりでした。


「失敗してもいい」とか、「思い立ったらすぐ実行するんだ」という話をちらほら聞きます。

まあそれはそれでいいのかもしれませんが…。

やはり、私の知るベンチャーで働く人たちのことを考えると、あまりにも考えなさすぎだな、

とは思いました。

日夜、あれやこれやと必死に悩みながら仕事している私の友人達と比較することさえ失礼に

感じてしまいます。

大手の企業に勤めている人の方がまだ新しいことを考えているような気がしました。

その昔ZUNさんが「いざ同人の世界に入ってみると、想像以上に保守的で、あれはだめ

これはだめという話が多い。これだったら商業でゲーム作ってる人たちの方がよっぽど

熱い思いを持っている」みたいなことを日記に書いていたことがありますが、きっと

こういう気持ちだったのかなあと思います。


でも、一つだけ学んだことがあります。

人脈自慢をする人は金銭自慢する人より品がないな、って感じました。

なるほど、これは知りませんでした。

以前私が近藤さんとおしゃべりしたときは、近藤さんが人脈自慢をにおわせるような発言をしたことは一回もありませんでしたよ。