果て無き渇望アドベントカレンダー、15日目担当の shiumachi です。
本書の概要についてはymotongpooの素晴らしい記事があるのでそちらに譲ります。
ここでは、私が個人的に気に入っているフレーズをピックアップして紹介します。
トレーニング前に読むと元気が出る、そんな名文を拾ってきました。
「だれだって、トレーニングさえすればこんな身体になれます」
(果て無き渇望 p.11)
「いいですか、僕の言いつけを守ってください。ひとつは本気になってやること。ふたつは継続すること。三つ目は合理的に正しいトレーニングをすること。これさえ守れば、たとえ週二回でも必ず筋肉はつきます。あなたもいつかはこうなります」
(果て無き渇望 p.13)
運動生理学には「ルーの三原則」と呼ばれるものがある。筋肉は使うと発達する、使わないと衰える、使い過ぎても衰えるというものだ。
(果て無き渇望 p.346)
「いつも、トレーニングしている自分と別の自分がいるんです。そいつが、もう一回できるだろう、もう一回挙げてみろって応援してくれるんですよ」
(果て無き渇望 p.81)
ボディビルダーにとって減量や家族の犠牲、食事の苦労、社会性のなさなどは、それだけ自分がトレーニングに没頭しているという勲章ですよ。突き詰めれば自慢話なんです
(果てなき渇望 p.65)
「ボディビルダーにとって、筋肉がもたらしてくれる最大の意義は、自信ではないでしょうか」
(果て無き渇望 p.69)
自分の将来がどうこうとか、そんな先のことは考えてもいないし、考えられない。考えちゃうような人は、その時点で負けね
(果て無き渇望 p.134)
ボディビルにとってステロイド剤というのは、原爆みたいなものなんです
(果て無き渇望 p.257)
ボディビルは数学の方程式を解くのに似ている。正しいやりかたで順序だてて解析すると、必ず正解にたどりつく。
(果て無き渇望 p.246)
「自分はただひたすらに大きくなりたい。天から与えられた身体を、自分の意志の力で変えていく。筋肉を一センチ肥大させることで自分が神に近づけるわけではありませんが、少なくとも自分の肉体という小宇宙を創造することができる。たとえ後遺症が襲ってきてもかまわない。どんな手段を使っても、限りなく肥大した筋肉を手に入れたい。ただ、それだけなんです」
(果て無き渇望 p.229)
- 作者: 増田晶文
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2012/06/02
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